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ユーザー数が16億(2016年度発表)を超えた、世界最大のソーシャルネットワーキングシステム、Facebook。
インターネット上でのプロフィールづくり、友達とのキャッチアップのためのツール、そして友達と共有する写真やアプリケーションの充実で、競合するmy spaceを追い抜き、ソーシャルネットワーキングシステムの首位の座に躍り出ました。 登録には、生年月日、出身大学、勤務先などを入力する(いずれもプライバシーコントロールで 公開する程度はユーザーが決定)が、それだけで「ひょっとすると次の人々はお知り合いではありませんか?」と何人ものユーザーの名前と写真が並ぶ。 直接知らない人もいるが、知人の知人とか、同じ大学の出身者、あるいはご近所の住人であることなどがわかって、「へえ、こんな人とつながっていたんだ」と、まずは嬉しくなります。

このような小さな出会いが、多くの人を引きつけ成功したFacebook.
Facebook上で友人関係を結ぶと、彼らの交友関係、好きな事、行った場所、撮った写真などを共有できるほか、Facebookからメールを送りあったり、"wall"という個人のメッセージボードに書き込みをしたり、プレゼント(ケーキやハグ、キスマークなど)を贈ったりと、いろいろな方法でコミュニケーションできる。 グループでの活動も盛んで、バラク・オバマ民主党大統領候補が、Facebookのサポート・ グループの力で草の根的に巨額の選挙資金を集めたのは、有名な話です。

Facebook等のソーシャル・ネットワーキング・サービスは2003年ごろから若者の間で爆発的に普及してきましたが、この動きにビジネス界は当初、「ソーシャル・ネットワーキング・サービスは若者たちの社交の場」と考えていました。ところが近年、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを業務に利用する企業が急激に増えてきました。

狙いは、顧客サービスの品質向上や新規顧客の開拓です。


例えば、大手デパートのSearsはFacebook上に同名のアカウント(www.facebook.com/sears)を持ち、10ドルの割引クーポンの提供や各種のイベントの告知に利用、Searsのアカウントから発せられる情報をウォッチしている人は2009年6月末時点で2万4573人いるそう。毎日、大量に送り付けられる販促メールに飽き飽きしている消費者は多いが、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの世界ではユーザーが自ら貪欲に情報収集する傾向にあり、集客やイベント告知の成果を上げる新しいマーケティングチャネルとして企業の期待が高まっている。

女性用衣服販売のMadewellもFacebookを活用する企業の1社だ。Searsと同じく、Facebook内で商品の割引クーポンを提供している。自社のオフィシャルサイトで割引クーポンを提供する手もあるが、顧客が日常的に利用しているFacebookにアカウントを設けたほうが集客効果を高められる可能性がある。

Facebookを集客に結びつけようとする企業は、SearsやMadewellだけではありません。調査では、全アメリカの主要小売業100社のうち59社がFacebookをマーケティングに活用しているといいます。

Facebookは、日本でいうmixiのような存在、しかしmixiと違う所はネット上でコミュニティーを作り「新しい出会いを作っていく」ことに重点をおいているのに対し、Facebookでは、オンライン上で既にできあがっている人間関係をオンライン上に再構築していくところに大きな違いが見られます。更に実名でのユーザー登録で、実名だからこそ自分の情報が他の利用者から信頼され、自分も正しい情報にたどり着けるというのが、Facebookの特徴。顧客サービスの品質向上や新規顧客の開拓の他、バイラル・マーケティング(ViralMarketing、クチコミ)の手法を最大限利用出来ます。

「一般個人から発せられる意見にこそ、大きな価値がある」といわれるFacebookはまさに無料で手に入る貴重な情報の宝庫。Facebookのアプリケーションの一つ「ソーシャル・アド」という広告システムは、グーグルの先を行く新しいインターネット広告のサービス。「ソーシャル・アド」とは、友人が購入した商品や行ったレストランなどについて、「○○さんが、こんなところで食事をしました」「こんなものを買いました」といったお知らせとともに、広告が表示される仕組みだ。要するに、友人の行動が、広告と連動している。グーグルは、用があって調べものをしていたその検索結果の脇に関連広告が出る 「プル式」の広告の仕組みですが、ソーシャルアドは完全な「プッシュ式」で、口コミ広告のど真ん中を狙い撃ち方法のターゲット広告としてもFacebookは注目されています。